ライ麦と共に歩む、スローなパン作り
店主:中川 泰照
「パンの本当の美味しさは、どこから来るんだろう?」
その答えを探す私の旅は、東京や横浜のパン屋での修行から始まりました。都会の賑わいの中で技術を磨く日々でしたが、次第に「もっとパンの根源に触れたい」という想いが強くなり、信州へ。乗鞍高原にある石窯工房「ル・コパン」の門を叩き、薪の炎や生地の匂いを五感で感じるパン作りに没頭しました。
そして2006年、松本市和田にブロート・ヒューゲルを開店。翌2007年からは、ついに自分たちでライ麦を育て始めました。
毎年、松本の厳しい冬を越えて力強く芽吹くライ麦。その成長を日々見守り、収穫し、自ら製粉してパンを焼き上げる——。この「土からパンへ」という一歩一歩の歩みを大切にすることで、ただの「食べ物」以上の、命の温もりが宿るパンをお届けしたいと考えています。
自家栽培のライ麦は、香りの深さも、生地を触った時の感触も、やっぱり格別です。
NHK連続テレビ小説『あんぱん』での石窯監修や、2025年大阪・関西万博のドイツパビリオン「ザクセン州の日」にて、ドイツ人マイスターと共にパンを振る舞いトークショーに登壇した経験も、すべてはこの「土」と「炎」に向き合う実直なパン作りが繋いでくれたものだと感じています。
畑の土の匂い、手にする麦の重み、そして焼きあがるライ麦パンの香り。
ブロート・ヒューゲルのパンを通じて、信州の豊かな自然を五感で感じていただけたら、これほど嬉しいことはありません。
こちらは、ライ麦パンのお店 ブロート ヒューゲル のネット販売(カード決算専用)ページになります。
その他のパンご希望の方は、HPのオーダーフォーム https://brot-hugel.com/orderbrot.html をご利用ください。
